【受容 傾聴 共感 できていないスタッフの時は揉める】
〜介護福祉士の質を上げるブログ〜
※認知症の方のケアだけではありませんが、あえて書かせていただきます。
介護講師小森敏雄です。
いつもありがとうございます。
「このスタッフの夜勤は色々あるな」
「新しい入所の方。混乱するやろうな。○○さんが遅番やから大丈夫やな」
現場主任の頃よくこんなことをリーダーと話していました。
認知症の方の「不穏状態」←好きな言葉ではないですがあえて使います。
には理由があると言われています。
不安や焦燥感
身体不調
環境の不一致
不適切な関わり
個人差や発症時期にももちろん左右されますが
「不適切な関わり」
の要素がとても大きいと思います。
様々な理論や考え方がある中
私がとにかく大切だと思うことは
「相手を受け入れる」
「話を聞く」
「苦しみや不安に共感する」
これができているスタッフの勤務時間帯は
たとえ認知症の方の多い生活空間でも
穏やかな時間が流れる確率が高いです。
その逆に
悪気はないのでしょうが
「自分のペースにご利用をはめたがる」
「訴えにすぐに言い返す」←打たれたら打ち返す。私はジャブの応酬と呼んでいます汗
「ご利用者を悪者にする」
そういうスタッフの勤務時間帯は
色々なことがおきます。
不穏状態のみならず、転倒等のリスク発生の確率も高まります。
(あくまで現場時代の肌感覚ですが)
認知症の方のケア
明暗を分けるのは
経験年数ではありません。
「受容」
「傾聴」
「共感」
ベテランさんでもできていない人は多い。
介護を始めて3ヶ月の方が素晴らしいということもあります。
上手くいかないベテランさんは
ご利用者のせいにします。
「私は悪くない」と言います。
上手くいく新人さんは
「私の対応が悪いから上手くいかないんだ」
という思考で
上手くいっている先輩にアドバイスをもらいます。
他責ではなく自責。
自分が変わらないと。
「受容」
「傾聴」
「共感」
個人レベル
部署レベル
できてますか??