「施設なくなったでここに就職したんやてー!」
先日ある会社で研修会を行った際、過去に介護福祉士実務者研修の生徒さんに再会した。私の認識では別の会社で勤めていたはず。。
「なんでいるんすか?」と聞くと、冒頭の発言。。
失業したらしい。。
2019年初めには、同年代の友人2人が勤めていたデイサービスも閉鎖になった。
40歳手前で失業。幸い次の仕事先はすぐに決まったそうだが。
つまり今年だけで介護職で失業した(離職ではない)のが知り合いだけで3名💦
とんでもない。。
先日NHKクローズアップ現代にて、廃止届を提出した住宅型有料老人ホームが355件という数字が取り上げられていた。
これは他人事ではないかもと思っていた。
授業の冒頭でも言っていた。
それがいよいよ身近にやってきた。。
【人事倒産】
現在働いている職場が潰れない保証はどこにもない。
潰れる施設の何割かは、スタッフが集まらずにやむを得ずという「人事倒産」
訪問介護事業所に多いそう。ヘルパーさんの高齢化等。
また、離職率の高い職場も、人事倒産のリスクはある。
YouTube講演家鴨頭さんの言葉
「今の若い人は辞める理由はいらない。続ける理由がなくなったら辞めていく」
なるほど。。
辞めていく理由→続ける理由がなくなった時。
その職場を辞めずに続けられる理由は、お金や休みより、会社や利用者への愛着や、仕事へのやり甲斐の方が大きいのではないかと思う。
働きやすいよりも働き甲斐。
どうしたらこの部分をクリアして、淘汰の時代を生き残ることができるのか??
引き続き色々な施設の方とお話していく中で、言語化していけたらと思う。。