外国人労働者の介護現場参入について考えること🤔
〜介護福祉士の質を上げるブログ〜
介護研修講師小森です。
いつもありがとうございます🙇🏻♂️
少し前のニュースだが、介護福祉士養成校の国家試験受験義務化の延期が決定。
〜介護のニュースサイトjointより〜
介護福祉士の資格取得方法の見直しは、人材の資質や社会的な評価を高めることなどが目的。
現在は5年間の経過措置の期間中で、2022年度から国試が完全に義務化される予定だった。 この経過措置の延長は、養成校で学ぶ外国人留学生の急増を踏まえたもの。このまま義務化を断行すると、多くの貴重な人材を母国へ帰すことになるほか、養成校の経営がかなり深刻な打撃を受ける結果を招くとして、関係団体から延長を強く求める声があがっていた。
とのこと。
養成校の国家試験義務化を猶予
↓↓↓
質の低下が!
介護福祉士の質が下がる!
という声も分かる。。
でもそれよりも人材不足は深刻。
介護福祉士養成校は瀕死。
やむを得ない決断だろう。
介護福祉士問題は少し置いておいて。
介護現場に外国人の参入を進めている施設はまだまだ少ない。
現状については地域差が大きいと考えるが、事業所の意識はどうなのか??
おそらく
・全く考えていない
・進めている
・わからないから動けない
この3パターンなのかなと思う。
【私自身の意識の変化】
岐阜県で初任者研修を担当している中で、今まで数名の外国人の方を教える機会があった。
どなたも確かに日本語の教科書に苦戦してみえたものの、介護に関する必要な心がまえ等はしっかり学んでくださった。
そして2019年半ばに、外国人技能実習生のミャンマーの方2名を教える機会があった。
日本人の研修会に混ざって学ばれるという形。
確かに漢字や専門用語の理解は日本人に劣る。
しかし。。
取り組む姿勢
技術面の習得
声かけの丁寧さ
は、むしろ日本人の一部の受講生よりも全然優れていた。
途中、おむつ交換の手順について、間違えた日本人受講生さんに指摘までしていた💦
すごいなと。
その方達が働く施設の管理者さんの言葉
「いやごめんけど、変な日本人よりいいんじゃないかと思うよマジで」(原文まま)
言葉の壁や文化の違いという壁を、覚悟と熱意が勝ってしまった事例。
母国で厳しく選出されているから、学力や能力は高い。
家族の生活のために母国を何年も離れて働きに来るというケースが多いため「覚悟」が違う。
同様の話を数件聞いたことがある。
外国人技能実習生を教えている講師仲間からは、
「変な日本人教えてるより楽しいてまじで!」(原文まま)
なんて声も。
正直、私自身は
「外国人なんてええかしゃ??」
というスタンスだった。
去年中頃までは。
知らなかったから。。
【まとめ】
手続き
人件費
住まい
等、色々な要素はあるだろう。
簡単ではないのもわかる。
だが人はいないわけで。
介護に不適格な日本人のスタッフに
「辞められると困るから注意ができない」
と悩むより、技能実習生等の活用をした方が、
御利用者も管理者も幸せになれるような気もするが。。
偏った意見かもしれませんが🙇🏻♂️🙇🏻♂️
※最後まで読んでくださりありがとうございます🙇🏻♂️🙇🏻♂️
◎ベテラン介護福祉士
◎新人介護職
◎介護施設への転職を考える方
介護に携わる全ての方々を尊敬すると共に、応援しています‼️