介護事業所の統合、再編はうまくいくのか??
高級ブランドのような生産性の向上とはいかないのか⁉️
介護サービス事業者の経営の効率化・安定化、人材確保、サービスの質の向上のため、介護サービスの経営主体の統合・再編を促す
どういう意味か。
簡単にいえば、介護事業所は大規模事業所が小規模事業所と統合化することで、効率的な運営の促進と保険給付の抑制を目指している。
どこが??→国が。。
小規模事業所の運営は、介護保険改定のたびに厳しいものとなり、特定処遇改善加算の算定をするにあたっては、大規模事業所の圧倒的な優遇が目立った。小規模デイは特に厳しいと聞く。
そんな中での「国の方向性」である。妄想でも期待でもない。
しかし、うまくいくのだろうか?
大規模事業所
→経営上は安定しているのはデータが出ているらしい。
しかし、質は??必ずしも比例しているわけではない。これは断言できる。
加算の算定率で、体制等が整っているかは判断できるかもしれないが、経営の安定→質の安定とは言えない。
そんな中。。
質が劣悪な大規模事業所が良質な小規模事業所を統合したらどうなるか??
経営母体だけが統合では「生産性の向上」とはいかないだろう。必ずノウハウやシステムが共有されることになる。
そうなるとどんなことが起こるか?統合される側が納得いくものでなければ大量離職のおそれがある。
近隣でも
「いい条件で買ってくれんかな。」
「頼むから助けてほしい。」
なんて声を聞いたことがある。
大阪の事業所が岐阜の事業所をM&Aしたとか。
統廃合が進む時、現場では何が起こるのか??
どの程度の混乱で済むものなのか??
地域に根差したサービスはなくなるのか??
今後の動向に注目したい。。